077 私と『これからのナースに実践してほしいこと』

 

フラクタルのビリーズブートキャンプ担当、のぞみです。

最近なにやってる?って聞かれたらビリーズブートキャンプしかしてないです。

 

2017年に日野原先生が亡くなってから発行された本『これからのナースに実践してほしいこと』を改めて読み返してみた。

 
ICUにいるときに読んでそのままだったので、訪問看護師になってから読み返してみたらなにか違った視点で読めるかな?と。
 
ちなみにこの本は日野原先生が2001~2002年に講演された内容を中心に構成されてて、もちろん加筆・修正もされてるんだけど、話し言葉で書かれててとっても読みやすい。
(読書のリハビリには最適……)
 
ちなみに(前にTwitterにも書いたっけ?)10年くらい前、看護学生のときに日野原先生の講演を一度聞きに行ったことがあります。きっと最初で最後になるだろうな~と思って。なんか先生も『一生で一度!最悪聞けないかもしれないよ!』みたいな誘いかたをしてたような気がする。
(全力の失礼だけど、致し方ない気持ちしかない……当時97とか98とかだったかな)
正直なんの話されたかは全く覚えてないんですけど、一緒に行ったディズニー大好きな友だちが『ミッキーみたい~~~!!!』って言ってたのがすごく印象に残ってます。手を振りながら壇上に出てきたけど、拍手してた筈なのにごくごく自然に手を振ってた。確かにアイドルみたいだった。アイドル。偶像。神。
 
 
で、この本の内容なんですけど。
 
一言で言うと『看護師も医師みたいに医学的知識をもって、診察・診断技術をもって、医師と同じ土俵に』かな。
 
2020年現在だと診療看護師や特定行為研修修了者もいることだし結構今となったら普通に、当然に、言われてるようなことだと思うんだけど2001年当時だと結構とんでもないことを言ってたんじゃないかな?と推察されます。すごい具体的にわかりやすくフィジカルアセスメントとイグザミネーションの事例を交えながら語ってくれてるけど、講演当時は受け入れられたのかな?と考えてしまいました。
 
『医学・看護はサイエンスに基づいたアートである』っていうところが出発点で、本の中では看護はアートの部分は十分理解しているから、近代的なサイエンスをもっと、知識をつけてほしい(=医師と対等な関係を)って書いてあるんです。
 
最近結構、切に思うんだけど、果たして本当に看護はアートを理解してるのかな?自分のものにできているのかな?
 
ナイチンゲールが看護師に求められるもの3つとして『知識』、『技術』、『感性と人間性』だと書かれてるのね。
『知識』『技術』って、往々にして正解がある(ことが多い)から、正しい努力を積めば身に付くと思うんです。良い本に出会う、良い師に出会うことで花開きそう。
でも『感性と人間性』って難しいよね。どんなトレーニングをすれば高められるかわからん。
まぁ「私は感性と人間性が高いです!」って思ってるようなやつひとつも信用できないですけど……。だから自分を見つめ続けること、内省し続けることが必要……、だと言われたらそれまでなんですけど、私は自分がなにより信用ならないから不安になるんだろうな。
 
『求めよ、さらば与えられん』とはいうけど、心から希求すれば手に入れることができるって意味だけど、神を求めれば信仰が与えられる(だから金、富、名声などなど、俗世のものを求めるな)って意味も含まれてるというか元々の意味は後者なんだってさ。
感性と人間性は求めて与えられるものなのか考えつつ。
 
あ、訪問看護に来てから改めて読んでみてなにか視点は変わるかな?と思ったんですけど、結論からいうと変わらなかったです。身体的側面は、フィジカルアセスメントをして考えたことを上司または医師に伝えて指示を仰いだりっていうのはしてるつもり。ただ、最新知識や技術を得るために努力はしてないかな。そこは反省点。
 
今回読み返してみたら、感性と人間性を磨くためになにができるか、っていうほうにフォーカスが当たったなぁ。