私たちは仕事探しのために履歴書を手あたり次第に配布し始めました。
ちなみにオーストラリアの学生ビザは週20時間以内のみ就業が許可されています。
ワーキングホリデービザの場合は時間制限なく働け、また日中の学校もありません。なのでかなり重宝されます。
まだ渡豪1か月で英語も不十分だった私たち。しかも学生ビザ・・・。
結局、雇ってくれたのは合法のラーメン屋と違法のラーメン屋でした。
(合法は給与銀行振り込み式、最低賃金保障。違法は現金手渡し、最低賃金以下。)
オーストラリアの最低賃金はとても高く、当時は$17.70。(≒1504円。当時$1≒85円前後)
合法の方の時給は$17.7、違法の方は$10でした。
どっちにしろ最低賃金かもしくはそれ以下のアルバイトしかできませんでした。
でもそれも納得ですよね。
オーストラリア内では国家資格もないし、言語も不十分。そりゃ、社会的地位は底辺。
仕事があるだけでもありがたいわけです。
予想を裏切らずに、そのラーメン屋もまたまた当たり前に大問題。
合法のラーメン屋は完全なるブラックなビジネス会社。異常な人員削減は当たり前。
夜勤時代の看護師以上にバタバタ走り回る(飲食店なのに)毎日。
仕事効率悪いし、食品の衛生管理もずさんだし。
マネージャーはお客さんからのクレームにクレームで返すし。
その後、マネージャーへのクレームがFacebookのアカウントに書かれて大号泣して仕事中に帰っちゃうし(笑)
日本じゃまずやっていけないレベルでした。
さらに、経営者、マネージャーに好かれなければシフトに入れてもらえないという謎システムが存在。笑
週6での希望を出しても、週1の2時間だけのシフトとか平気でありました。
割とその辺が得意な私はそこまで苦労しなかったのですが、苦労したのは親友Nちゃん(笑)
この子、どちらかというとクールでかっこいい女性なのです。
仕事中、淡々とこなしているのを怒っていると捉えられて、上から嫌われてしまいました。
シフトに入れてもらえないのはもちろん、
Nちゃんにターゲットを絞り怒ったり、
仕事後に飲んだり食べたりみんな自由にしてるのに、Nちゃんだけダメだったり
もはやいじめですよね。どの国にも存在します。
違法の方のラーメン屋は人間関係は良いにせよ何でもありでした。恐らく国から出店許可とってない(笑)
給料未払い当たり前。シフトは当日まで分からない。
経営者の知り合いにはタダ飯、タダ酒、閉店時間関係なし。
正直こんな事はアジア人が経営している飲食店ではしょっちゅうでした。
合法、違法、どちらのラーメン屋も酷かったので、
まともな仕事を得るためには自分の価値を上げるしかないんだな、と思った体験でした。
なんていうか、病院は本当にくそだと思っていたけど、実は病院に守られている部分もあったんだな、とすら思ってしまいました。笑
日本人てどこに行っても苦労するんだなぁ~
とりあえずラーメン屋であった日本ではありえないエピソード集↓
・ラーメンの麺抜きを頼む人が意外と多い(ラーメンはスープの部類だそうです)
・カウンターでシャンパンを空けて大噴射させる中国人
・おおらかな人が多いからか、リュックとか平気で忘れて帰る人が多い(週1くらいで荷物丸ごと忘れる人がいる)
・ラーメン食べてる横で平気で箒を掃くスタッフ
・子供の食べた後のテーブルが日本と比較できないくらい汚い
・とりあえずラーメンとは何たるかを分かっていない人たちがビジネスのために意味わからないものが出されている。(ぼそぼそのびのび麺、ひえひえスープ)
・お客さんもラーメンとは何たるかを分かっていないからそのよくわからないものに2000円近く出して食べて満足している。
必然的にまかないはラーメンかチャーシュー丼だったため、帰国までに私は10kg太りました。
そして、こんなにぶくぶくに太っていく私を好きだというキチガイが現れました。