どうも。フラクタルの破天荒担当、さとみです。常識に囚われずに生きてきました。行き過ぎると大事な人達に迷惑をかけるという事を痛感して現在、反省しています。
さて今回は久々のメルボルンの看護留学編!「常識をぶっ壊せ!」です。(懲りてない)
ふざけてるようですが、環境って大事だよっていう真面目なお話です。
突然ですが。この写真、どこの写真だと思いますか?
これ、メルボルンの病院の入り口です。この美的センス皆無な私には全く理解できないけど、きっと色んな意味が込められているのであろうモニュメントが入り口に待ち構えている。さすがアートの地、メルボルン。
入り口でまず度肝を抜かれたけど、もっともっと凄いのが、内部。
映画館があります。無料で最新の映画が1日2回、上映されます。誰が見てもOK。
そして、可愛い動物の姿が!
ガラス張りの壁の外には小さな動物園。
病院の看護師によると、小さな子供にとって病院は親と離されるし、痛い事されるし、天敵のようなもの。だからこそ、病院に行きたくなるような環境が大事だと考え、この設計にした、との事。
今では、退院したくないと言い出す子供もいるそうです。親にとっても子供を預けるのには少なからず罪悪感があるはず。もちろん子供も言いようのない不安や孤独を感じる。それじゃあ、安心して治療は受けられない。だからこそ、このように「病院に行きたくなる環境」って大事なんだなぁと感じました。
もう一つご紹介。こちらは回復期でのリハビリ目的や義足等の調整のための入院施設です。
なんと、義足がデザインされている…!!
どれも、これも、素敵なデザイン。
義足を使っている方とお話しする機会があったのですが、彼はこう言っていました。
「俺の義足、最高にクールだろ!世界に1つなんだぜ!これを周りの人に見せびらかしたいから、頑張ってリハビリをするんだ!」
とってもイキイキとした表情で。怪我で落ち込む事もあったけど、今は前向きにリハビリを頑張れていると話して下さいました。
義足を人に見せたいという思いが、リハビリ意欲の向上に繋がる。これよ、これ!!デザインがこれからの医療/介護界において重大な役割を担ってくって本当だよ。私は本当に美的センスに関してはゼロだしアーティスティックとはかけ離れた人間だけど、それでも単純に、凄いと思ったし、何だか震えました。
日本でも探せば同じような事をしているところもあるかもしれませんが、少なくとも私はメルボルンで初めて知ったし、衝撃を受けたのを覚えています。どちらとも私の頭の中にはなかったものなのに、共通して治療効果は高く、いかに「常識で物事を考えず、治療したくなるような環境を整える事」が大切だなと実感した例でもあります。
笑い療法士の資格研修の時に他の国の同じような事例を紹介して頂きましたが他にも色々な事例があるのは事実です。(内容は言えませんが…。)
日々の関りの中で、治療拒否や意欲の乏しい方に関しては、どうすれば「治療したくなるのか」、ちょっとふざけながら、でも真剣に考えて日々関わっていけたら、なーんて思います。