どうも。フラクタルのニート担当、さとみです。
昨日は、フラクタル会Special Versionでした。本当に二人に会うとさ、何となく方向性が定まる気がするんですよね。私はやっぱり訪問看護が好き!最近はニートを良い事にふざけた記事ばかり書いていたので、たまには真面目な記事をと思いまして、私のアイデンティティである訪問看護について書いてみます。今回は、よく言われる、
「訪問看護って難しい」
「いずれ行きたいけど、まだ早い」
という、訪問看護へ飛び込みたい人に必ず立ちはだかる謎の壁。今回はそんな壁をぶち壊せるのかは不明ですが、訪問看護師に必要な2つの条件についてお話しします。
Contents
訪問看護師に必要な事
人間性
医療者の管理下にある病院と違い、利用者さんの生活の場が働く場所となります。皆さんもガスの点検等で他者が家に入る機会があると思います。少しの時間でもそれって億劫な感じしませんか?その時間のためにわざわざ家にいたり、家のものに触られたりとか。必要な事とはいえ、私はちょっとネガティブな感情を抱きます。それが訪問看護となると、利用する方のレベルにもよりますが、定期的に他者が家に来て30分~90分もの時間を共有するわけです。世代背景からしてみても、頑固な方が多い印象ですので、物事を指図されたり生活を変えられたりする事に抵抗のある人が多いです。なので、まずは自分を受け入れて頂ける事が大切だと思っています。訪問自体に入れないと、次のステップへ進めないので。。
そもそも人間性と言っても何?って感じですよね。私は訪問において必要な部分は「信頼される人」になる事だと思っています。難しく捉えられてしまうかもしれませんが、当たり前の事を当たり前にして、当たり前にしない事を当たり前にしない事の積み重ねが大切かと考えます。 私は先輩の「利用者さんを自分の大切な人とか家族だと思って接してごらん」という助言のもと、関わるようにしていました。本当に大切な人とは縁を繋いでいられるように嫌な事はしないし、むしろ喜んでもらえるように関わります。視点を変えるだけで関わりはだいぶ楽になりました。
このように、信頼を得られる関わり方は人として当たり前の事だと思います。その中でも特に大切だと思うのが以下の3点です。
「相手を尊重する事」
大きく言ってしまえば相手の生活=人生の一部に関わるわけです。何十年も、しかも不便な時代を生きてきた方々です。ペース、価値観、プライド等々、色々あります。正直、利用者さんのそこは変わりません。変えるとしたら至難の業です。主体は利用者さんなのでそこを理解し、そっと手を差し伸べたり寄り添う事が大切かと思います。
また、言葉遣いに関して病院や施設だと、タメ口で患者さんや利用者さんに接する姿をよく見かけます。関係性が構築されると少し砕けた関係になるのは良いと思います。しかし、相手を見下すレベルですと、家族から見たらやっぱり良い思いはしないと思います。礼儀礼節を大切にし信頼関係を築いていく必要があると思います。丁寧に接する事はご本人様へもご家族様へも伝わります。
「責任感をもつ事」
「〇〇時に来る予定なんだけど、来ないのよ・・。」
「あれについて先生に伝えてくれた?あ、伝えてないんだ・・。」
実は結構あります。決まって同じスタッフでした。利用者さんはもちろん、スタッフからも信頼はあまりありませんでした。約束は必ず守り、言った事に対する責任感は必ずもつ必要があるかと思います。反対に約束を守ってくれる看護師に対しては信頼してくれているので、(本当はあってはならないですけど)たまの小さな抜けは笑って許してくれます。本当はあってはならないです。自戒も込めて。
そしてもう1つ大切なのはその利用者さんの担当となった事に責任を持つことです。適当なスタッフも残念ながら実際にいますが、利用者さんにとってはそれでも頼りにしている存在です。知識や経験が足りないなら一緒に成長していけば良いので、きちんと向き合う事が必要かと考えます。
「明るく 楽しく 元気良く 笑顔で」
訪問に来てくれる人は、暗くて表情のない人といつも明るくにこにこしている人。どちらが良いですか?これは利用者さんの性格にもよるかとは思いますが、概ね後者を希望する人が多いと思います。感情は感染するので、【明るく、楽しく、元気よく、笑顔で】を意識していました。これだけでだいぶ印象が変わるかと思います。にこにこしているとなんだかほっこりと、安心もしますよね。好感度の高いスタッフだとサービス内容の満足度も高くなっていました。
偉そうに書いてしまったかもしれませんが実は皆さんが当たり前に出来ている事だったりします。
最低限の知識
私たちは医療者なので、プロとして利用者さんの生活を護っていく必要があります。いくら素敵な人柄でも、知識のない人に命を預けるわけにはいきません。そこで必要なのは最低限の知識となります。(もちろん知識はあるに越したことはありません)
サービスを利用する利用者さんの状態は、案外落ち着いています。ただし、いつ状態が変わってもおかしくない状態です。疾患を抱えていますし高齢者ですし。なので、「あれ?ちょっと変かも」と気付けるだけの知識は必要かと思います。その人にとっての普通の状態を知っておくというか。何が起きているかまでは分からなくても気付く力は実習や臨床を少しでも経験していれば持ち合わせていると思います。
そこからどう対応したら良いか分からない、という人も多いと思います。私もブランクだらけなので判断に迷う事はありました。しかし、現代は便利なもので、携帯というものがあるので、誰かにその場で状況を伝えて指示を得る事が出来ます。写真も動画も使えて本当に便利です。訪問は1人でみているようですが、1人だけでみているわけでは全くないので不安を大きく感じる必要はないかと思います。
正直、病棟勤務だと知識が偏るので私も初めての疾患とかたくさんありました。これはいくら経験豊富な看護師でも訪問の世界にいれば纏わりついてくる事だと思います。そこをどう対処していくかは自分次第だと思います。いくら経験を重ねてもこのような事はなくならないで経験年数〇年以上でないと訪問看護は難しい説を私は一切信じていません。
訪問看護をやってみて
活かせた知識がある反面、自分だけでは対処しきれない知識や技術にも気付くことが出来ました。勉強が苦手な私でしたが、利用者さんのために、と思い自ら勉強出来るようになり、改めて自分の看護を振り返る事が出来ました。少しはブラッシュアップできたんじゃないかな?と願います(笑)知識は後付けでも遅くはないです。状況にもよりますが、これは本当です。
知識や経験よりも大切なのは人と向き合う姿勢だと考えます。関係性が築ければ、可能性は格段に広がります。そこから、同じ方向に向かって一緒に歩んでいくので、利用者さんの変化を間近で見れます。それがまた、こちらのモチベーションにも繋がり、また利用者さんへ還元し、還元され・・・という正のサイクルとなります。私もたくさんの幸せを頂きました。
同行訪問が出来るステーションもありますし、お金が欲しければ派遣で訪問入浴も出来ます。(ちなみにニートの期間は訪問入浴の派遣で細々と働いていました笑)不安な人はまず現場を見てみてはどうでしょうか。人が好きな人、自分の看護を提供したい人にはぜひ知ってほしい、魅力的な世界です。
[…] 余談ですが、私が以前書いた「訪問看護師に必要な事」という記事の中でも信頼について触れていて、私の考え方も間違った方向ではなかったな、と改めて感じられてちょっと嬉しか […]
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[…] 2.頭もまだまだ柔らかいし、回転も速い!ついでに記録も速い! 以前、訪問看護師に必要なことという記事を書きましたが、それは、ここだけは…!人として…!という点です。 […]