どうも、フラクタルの中堅訪問看護師担当、さとみです。
あのね、わたしね、訪問って中堅世代は結構訪問に向くんじゃないかと密かに思っています。あくまで独断と偏見に基づいた、理由を書いていくよー!
1.身体もまだまだ無茶が出来る!
訪問は、車や自転車など事業所によって移動手段が変わります。訪問件数はだいたい5件前後、自転車で30分以上の距離のところもあります。また、介護度の高い人の入浴を1人介助で行う事もあり、何かと体力を使う機会が多いのですが、まだまだ若い中堅組は意外と耐えられる!
2.頭もまだまだ柔らかいし、回転も速い!ついでに記録も速い!
以前、訪問看護師に必要なことという記事を書きましたが、それは、ここだけは…!人として…!という点です。
それに加えて、より良い看護をするために必要な要素は「柔軟性」と「頭の回転」だと思っています。どうしても経験が長くなると、考えが固定されやすい。でも、訪問では利用者一人一人にルールや拘りがあり、我々の固定概念が通用しない事も多いです。まずは“その人自身”を捉え、その人とそれを取り巻く環境に適応する柔軟性が必要だと思います。そして、その時間内に、出来るだけ多くの情報をごそっと集め、まるっと統合して、その時の状態を捉えた上で必要なケアや最適な指導を瞬時に判断することが訪問看護では必要となります。時間はたっぷりありますが、反対に言えばその時間内でありとあらゆる可能性を考え、次回の訪問までのその人の生活を守らなければならないため、頭をめちゃくちゃ使います。
事務所に戻ってからの記録にも差が出ます。基礎的な力はあるので、頭でまとめながら記録を書くことが出来ます。さらに、この世代、パソコンに慣れている人が多いので打つのも速い!本気出して頭をフル回転させれば最強の世代です。
3.管理者がいるので、自分もまだまだ成長出来る!
中堅世代は一通りの事は出来るしある程度の予期せぬ事態にも対応出来ます。自分が一番上で指導的立場になることも多くなってきます。しかし、中堅世代だって得手不得手はある。時には指導を受けながら、自分もまだまだ成長していきたい。そんな希望もうまく叶えることができます。なぜなら、訪問看護ステーションには必ず管理者がいます。うまく機能している訪問看護ステーションの管理者(特に立ち上げから行った人)の多くは、人柄はもちろん、技術・知識も優れ、さらに、看護への愛がある人が多い印象です。そういうステーションは教育もしっかりしているので、自分もまだまだ成長できます!ただ、酷い人は本当に酷いので、きちんと見極める必要があります。これぞ訪問看護の闇…。
4.孫世代になれる!
まだまだ若いぞ中堅世代!もちろん相手によっては、「若い子より、ベテランさんの方が..」と言われることは結構ある。わたしも童顔かつ小柄なので、わりと言われたことがあります。でも、こんな時こそ、中堅の腕の見せどころ(笑)ある程度の経験により、利用者さんとの接し方は慣れているし、知識もそれなりにある。最初は不安そうな利用者さんも、少し関わると「意外とこの人、ちゃんとしてるな。」と思ってくれて、そのまま“孫くらいの年代の頼れる看護師さん”のポジションをゲットできる。可愛がられますよ(笑)
5.社会性を磨ける!
病院内のスタッフとしか関わらなかった業務から180度変わり、利用者さんのお宅に上がり看護をさせて頂く側に。また、ケアマネさんや医師への電話対応やFAX対応、初対面の人と会う機会も多くなりました。言葉遣いはもちろん、名刺交換のやり方、礼儀礼節作法に関して一から勉強しました。
わたしは恥ずかしながら、29にして初めて知る事だらけでした。しかし、これは世間一般では常識と捉えられています。(ゆえに、医療職が非常識と言われやすいのですが。。)30歳になる前に色々学べて良かったと、切実に思っています。
6.個人としての価値に気付くことが出来る!
病院の時は売り上げとか一切気にしなかった。嫌々働いて、給料貰って..そんな日々でした。でも在宅に来て、訪問件数が会社の売り上げに、さらにそれが自分の給与に直結することを知り、ますます自分の質を高める必要があると実感しました。利用者主体なのが訪問看護なので、意外と簡単に利用者さんはサービスを終了させます。弱肉強食、シビアな世界だと思います。他と差別化しないといけないのに、「看護師」「保健師もいちおう持ってるよ!」としか言えない自分。今までの経験年数なんて、ただの飾り。無力だなぁって思いました。
何人かの認定さんや実績を残してる人を見てきて思うのは、やっぱり、何かをするにも物事の進み方が段違い。特に在宅は狭い世界なので、戦える武器が必要だと切実に思いました。それにいち早く気付けてよかった。
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最近知り合ったCMさんに「若い訪問看護師からの営業が増えてきた。」という話を聞きました。どんどん訪問看護師が増えてきているのは素直にうれしいです。とはいえ、まだ全看護師の3%程度しか訪問看護師はいません。現状、小規模ステーションにおけるオンコールや訪問件数、月末の書類等による個人への業務負担が凄まじい事になっている事は珍しくありません。看護協会の発表でも看護師不足ぶっちぎり第一位の訪問看護ステーション。絶対数が増えないと、環境改善をするのも困難ですね…。まだまだ働き方改革には長〜い道のりです。
病院からの在宅移行もどんどん進んでいる中で、利用者の数は増えていくことが予想されます。そのため、もっともっと訪問看護師を増やす必要がある。在宅の環境を良くするため、もっと良い看護をするため、訪問看護師を増やすため、今頑張っている皆さん、今後やってみたい皆さん、ぜひ一緒に在宅に革命を起こしましょう!笑(※わたしはただ訪問看護師を増やしたいだけです。笑)
現役ケアマネージャーです。
勉強になりました(^^)
ありがとうございます!