みなさんこんにちは。新年から体調がまったく良くないmizuki@おぬです。
最近、正しい医療を情報発信を行っている先生方の講演会に参加する機会に恵まれてまして、そこで得たことをちょっと書きたいと思います。
みなさん、本屋に行きますか?私は時間があればちょっと立ち寄ることにしています。
紀伊國屋書店新宿本店ってさ、いつも地下1階から5階まで階段で上がるんだけど、途中で呼吸困難と足がガクガクいいはじめて、5階に着いたとき、なんの本を探してたか忘れる。
今日はマスクしてるからさらに死んでる。— mizuki@おぬ 9年目看護師 (@c_mikzuki) January 10, 2020
こんな感じで過呼吸になりながら(笑)
でもね、こんな感じだから、「入り口から医学書・看護書コーナーまでまっしぐら」なんです。
いま読んでいただいている医療従事者なら、だいたいこんな感じじゃないですかね。それでその後自分の趣味の雑誌を見たりして。
しかし、医学書とかがそれほど充実してない本屋だと、「家庭の医学」コーナーが僕の興味を引くコーナーになるわけでしたが、目に飛び込んでくるタイトルは・・・
「抗がん剤は毒だ」
「なにもしないがんの治し方」
「○○を飲むと糖尿病が治った!」
みたいな本。
医療従事者なら「なに言ってるんだ」でしょうが、さらにこの本のタイトルには次のようなキャッチフレーズが並ぶ。
「○○病院医師が伝える」
「元国立○○病院医師が実践!」
など。
あんまり医師には詳しくないけど、少なくともTwitterではみない医師の名前がある。
正直、医療従事者でも手にして内容を見てしまうのでは?だって医師が書いてるんだから。しかも名だたる病院の医師が書いているなら、信憑性もあるだろうと。
私は12月22日に「やさしくて最善ながん治療」というイベントに参加してきました。
本日はこちらに参加させていただきます!!楽しみです!!
医者と患者とジャーナリストが一緒になって考える やさしくて最善ながん医療 https://t.co/shxbN33h7L @PeatixJPから— mizuki@おぬ 9年目看護師 (@c_mikzuki) December 22, 2019
このイベントは特にTwitterで日々医療情報を発信している名だたる先生方が集まったイベント。日々診療、研究をしつつSNSで発信してる先生方が、一般の方々をメインにがん医療についての情報を提供する。当日の参加者は医療従事者より一般の方々がほとんど。がん治療を行っている当事者の方もいました。
かなりの人数の方が参加されてました。後ろにこの倍ぐらいの方がいます。
内容はいろんな方のTwitterを参考にしていただきたいです。
津川友介さんの講演より
・代替療法に走る人は必ずしも情報リテラシーが低いわけじゃない。むしろ教育水準が高い人の方が多い
・食事でがんになるリスクを下げることはできても、ゼロにするエビデンスはない
・食事でがんを治療する確立された方法は現時点ではない#やさしいがん医療
— 坂本朝子🍊看護roo! (@st_kangoroo) December 22, 2019
津川先生のスライドより#やさしいがん医療 pic.twitter.com/fhmHRgIJKG
— 勝俣範之 (@Katsumata_Nori) December 22, 2019
標準治療を「並の医療」と思われ、もっと良い治療法をと思って代替両方にいく心理なのか。
医師はがんに効く一番最高の治療を全世界で研究してるから、それがスタンダード=標準なわけなのに。#やさしいがん医療 pic.twitter.com/UpbrvWtKVU— mizuki@おぬ 9年目看護師 (@c_mikzuki) December 22, 2019
標準治療の妨げにならなければ、過度な期待をしなければ、代替療法を全くしてはいけないわけではない。#やさしいがん医療 pic.twitter.com/jF9hbQrbH9
— mizuki@おぬ 9年目看護師 (@c_mikzuki) December 22, 2019
医療情報の発信は遊びじゃない
確固たる意思に敬意を
#やさしいがん医療 pic.twitter.com/5aqBYSHR1k— 看護師のかげさん🐱イラスト看護帖書籍化🍌 (@877_727) December 22, 2019
こんなにもインターネット上では信頼できるサイトが少ないのね。。。#やさしいがん医療 pic.twitter.com/8J2RCH3wvk
— mizuki@おぬ 9年目看護師 (@c_mikzuki) December 22, 2019
※すみません、Tweet引用させていただいた方々、事後報告ですがまずい場合はすぐに連絡ください!!
医療情報はインターネットを検索すれば出てくると思うじゃないですか。しかし、その根拠は?ってなると、実はソース元が怪しいことが多いんです。だって、国などの公的機関の情報に辿り着く前に、民間療法のサイトに辿り着いてしまうことがほとんど。
ただ、すべての民間療法が悪いかというとそうではないと僕は思う。というか、患者さん(当事者)に選択の希望をもたせることができるから。選択肢がないことは当事者を苦しめてしまう。けど、最終的にきちんとした治療を受けれれば、命を奪われることが起きなければ、民間療法の存在意義はあるのかなと思っています。
私自身、新年早々咳がひどく、夜は眠れない状態が続いた。運悪く年始で土日でしばらく病院はやっていない。夜な夜な「咳 止める」で検索すると、サプリとかツボとか出てくるわけ。止まるならすがりたいと思ったもん。
がん治療は「標準治療」で対応します。これは何年も研究を重ね、いちばん適切な治療だから「標準治療」なのです。家電や車と違い「高額なほど効く」わけではありません。
こういう正しい医療知識を広めるのも医療従事者の仕事だと思うし、そのためには自分ももっと勉強していかないといけないなと思っています。
偽情報をぶっ飛ばす!ではなく、正しい情報が広まる世の中を包み込む世界にしたいな。
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