新人時代ってどんな職種でも、苦労があるものです。
私もなんやかんやで、9回も転職しているわけで。会社に就職した初日の事はいまでも思い出します。
職員の名前もわからない、かかってきた電話も誰からかわからず、そして誰につないでいいかもわからず。昼休みの休憩も全く息が抜けない感じ。
特に看護師の場合って、職員と患者さんのこと、患者さんの現在の状況や禁忌なこと、薬、清潔ケアなど、多岐にわたる情報を得ないといけなくなる。これ、本当に大変。僕もこの多重課題・多重業務が重なり心労で休職したこともあります。
僕の友人が去年、看護学校を卒業して晴れて大きな民間病院に就職しました。
配属は自分の希望とは全く違う。彼女は高齢者のケアをしたかったんだけど、配属先は新生児集中治療室。
まあ、それでも彼女はがんばって働いてたわけですよ。
4月の中旬。突然彼女からLINEの通話着信。どうしたかと思えばもう、めっちゃ泣いてる。全然話ができないぐらいに泣いてる。
しばらくして落ち着いてから話を聞く。「仕事が、全然出来ない。私はだめなんだ」と。そしてまた泣く。
僕も気持ちはよく分かる。そうそう、死ぬほど苦しかった。なんかもう日々の仕事どころか、生活がどんどん破綻していく。そのうち「生きている意味」なんかも考え始め、自分の小ささを感じてどんどん苦しくなる。もう日々が苦しくて苦しくて、朝が来るのが苦しくなる。1秒1秒、翌日に向かうのが恐怖に感じる。
だから彼女の話をちゃんと聞いてあげた。車でもハンズフリーで話したし、休日だろうがなんだろうが、夜は彼女の話を聞いてた。
彼女自身がもう自己否定に入ってて「私はいらないんだ」「私はいないほうがいい」「私がいると先輩の機嫌が悪い」とか。
僕は、あんまり安易に転職は勧めたくないんだけど、でも彼女には言った。「辞めるのも手だよ」と。
そのうち、彼女は病気を発症した。いや、病気が発覚したという感じかな。仕事が原因ではないと思うし、仕事に影響はでないんだけど。
彼女はなんとか働きつつ、転職先を一緒に探してたりして、半年ぐらいで辞めた。
そんな彼女、いまは普通に働いてる。本当に普通。精神的な疲労も、もちろん働いているからあるだろうけど、ごく普通の感じ。泣きじゃくることも、自己否定をすることもない。
「なんだろ、あそこでがんばってた意味って。本当無駄だったよね」って彼女は話す。
いまは普通に夜勤もしてるし、夜勤明けはお酒飲んで部屋で酔いつぶれる。「だから私は男ができない」って話す(笑)
こんな会話ができるのも、精神的に病んでいない証拠だと思う。
うまくいかないところに、長くいても無駄だなって感じました。
僕も前の病院を辞めずにいたら、、、病んてだだろうな。
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