医療と福祉の間

体験談

どうもこんにちは。fractaleの一番福祉よりなmizuki@おぬです。

ちょっと以前に書いたブログを読み返してました。といってもfractaleではなく、違うところで書いていたんですが、それを読んで「あ、この思いは今も変わらないな」ってものがあったので、ちょっと紹介します。

僕は2013年から茨城県で障害者の就労支援事業を行うNPOをやっていました。立ち上げから運営まで関わりました。紆余曲折あり2年ほど前に辞職したのですが(その時に貸したお金が返金されていたら今頃優雅な生活が。。。(笑))、医療人の看護師として障害者就労支援に携わると、福祉の果てしない広さを感じることがありました。

ある時、精神疾患を抱えた利用者さんが事業所に通えなくなりました。理由は「休んでしまって申し訳なくて・・・」というもの。もちろん精神状態も悪かった。このような状態のとき、働かないと賃金はもらえないし、けど自宅からは出れない・・・・。これ、障害の有無を問わず誰しもが陥ることなんだけど、独居で身寄りが近所にいない場合、生活がいきなり立ち行かなくなる。そこでNPOのスタッフは自宅に訪れたんだけど、反応はない。翌日訪れると手紙があった。「怖くて出れません。来てくれてうれしいです」みたいな内容が書いてあるわけよ。で、私達も無理に会うことはせず、欲しい物を代わりに買ってきますよって手紙を置き、さらにカップラーメンと飲み物を差し入れて置いてきた(もっと栄養に配慮してと思われるかもしれないけど、まずは好きなものを食べてもらうことが大切で、そもそも食べれる状態かを把握する差し入れのため、内容は嗜好品にした)。その後それが食べられているのと「おいしかったです」みたいな手紙があったと記憶している。このやり取り、何分ではない。1日起きのコミュニケーション。なんという気の遠くなるようなやり取り。。。でもこれこそ大切で、これこそが人が人を支える原点のような感じがした。何が足りないか確認する。何に困っているかを確認する。必要なものは用意する。医療(というか看護)も同じような考えであるが、領域が別次元なのが福祉。
僕が福祉を説明するときに「医療が島でそれ以外すべて福祉」って説明をしている。海も福祉。海を渡る船も福祉。医療はそんな小さな島のような感じがする。あくまで個人的な考えだが、それだけ福祉は果てしない。

以前書いてたブログには「医療も福祉も知っている人間になりたい」と書いていた。2014年頃書いたから、5年前か。あれからこのNPOは辞めたものの、こども食堂をしたりして、相変わらず福祉方面にも顔を突っ込んでる。
うーん。。。代わり映えのない人生だな(笑)

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